2008年、PDFがアドビ1社の独自形式だったものがISO規格になったことをご存知の方もいるだろう。そう、PDFファイルは今や世界標準のファイルフォーマットになったのだ。今までは、PDFファイルといえば、アドビのリーダーをインストールしなければならないし、使うといっても印刷イメージの共有のためか、ファイルが更新されにくくするためのツールという感じで利用範囲も限定的だった。

しかしこれからは、PDFが電子文書をワークフローに載せたり、長期保存したり、印刷や表示フォーマットとしたりと、あらゆるところで使われるようになるだろう。

次にPDFを作るツールについて現状はまだ未成熟な感じだが、今後は色々なツールでPDFファイルを作れるようになるだろう。

オンラインでPDF編集が可能なツールもある。

PDFVue Beta : Edit, Annotate, and Share PDFs for Free.

これを使えば、Acrobatを購入せずとも、PDFをそのまま編集できる。

PDFの普及がこれから楽しみで、電子ブックなどのコンテンツ流通にも影響すると考えられる。