ネット介し直接DVDへ…映像ソフト高画質な映像提供–イーエントリ:ニュース – CNET Japan

私が兼ねてから述べていた「デジタルコンテンツのビール瓶流通モデル」が実現しそうである。ビールの瓶自体と中身の流れをデジタルコンテンツに当てはめてみると、ビール=デジタルコンテンツと瓶=媒体であるDVDが独立して流通する状態を指す。

現時点ではデジタルコンテンツとDVD円盤がくっついて流通している点で、ビールと同じであるが、今後コンテンツが円盤と別の経路、つまりネットを経由して届くことになる。既存の「円盤を何枚」という単位で流通しているパッケージ流通のしくみが徐々に変わっていくことを意味している。

さて、このiDVDt.com、ネット+PC+テレビが充分に統合されていない家庭内の状況では、まだちょっと難しい気がするが、テレパソが流行ってくれば充分な可能性がある。

ただ一方で、地上波デジタルの流れで、テレパソの可能性がやや見えないところもあり、読みにくい状況かもしれない。

iDVDt.comの仕組みが有効に聞くのは、既存のコンテンツ流通の置き換えではなく、現在存在しない映像流通の領域にあるのだと思う。