明日11/21は他界した父の誕生日。生きていれば79才でした。
父は、今の私の歳だった時に大借金をして医院を開業しました。当時バブルだったおかげで自宅を担保に多額の融資を受け、準備万端で開業準備をし、立派な開業パーティも開催していました。
しかし、立ち上がるのには時間がかかりました。しばらくは患者さんが少なく、本当にこれでよかったのか、続けて行けるのか、背筋が震える毎日だったと振り返っていました。
当時の私はそんな様子も知らず大学生活でろくに勉強もせず遊び暮らしていました。心配をかけずにいてくれた感謝の気持ちと、手伝いもせずに遊んで暮らした後悔でいたたまれない気持ちです。
経営には不安はつきもの。頭でわかっていても、不安から逃れることはないでしょう。不安を活力に変えるくらいでなければなりません。
天国に行った経営者としての父を思い出しながら、これからも頑張ろうと心新たにしました。