いわゆる機械としての”テレビ”を持たない生活をしている。映像を写す機器はPCのモニター(24インチ)とプロジェクターである。
私の場合は、たまたま仕事とインテリアの都合でそうなったのだが、案外リーズナブルな選択だと考えている。
一つは、テレビ放送をリアルタイム視聴する機会がほとんどない。ニュースは犯罪報道を子供に聞かせられないので、うかうかつけておけない。ドキュメンタリーや音楽番組はPCで録画して視聴すればよい。地上波のバラエティ番組等はあまり興味がない。

二つは、PCが出力するコンテンツでほぼ満足できる。DVD再生、今は米国のほうがはるかに魅力あるネットの映像サービス、ポータルサイトの信頼できる情報で、通常の生活で得たい情報は十分得られる。ちなみに仕事で得たい情報は海外のサイトが多い。英語力が普通にあれば、ローカルな情報以外は海外のサイトで得れば十分である。

テレビでもインターネット接続できる機器があるが、今のところコンテンツに魅力がない上、今後魅力的になるかどうかも不透明だ。PCの入力デバイスもまだまだだが、テレビのリモコンも現状のものでは不満だ。

PCのモニターかテレビか、選択のパラメータは、コンテンツとリモコン、つまり写る内容と手に触れるデバイスの使い勝手で決まる、といえそうだ。