ブロードバンドコンテンツに関する調査[自主・共同調査結果] – gooリサーチ

今日の引用元はgooリサーチによるブロードバンドコンテンツに関する調査だ。4万人のサンプルがあるので、それなりのデータかと思う。
それを見ていくと、4の「利用上の課題」ではなんと「CMがスキップできない」がトップで36.2%となっている。
まぁユーザというものは(自分も含めて)身勝手なもので、私もVODサービスでのCM挿入は、視聴の観点からするとわずらわしいと感じるのは無理もない。
ただ、無料であるということは、コンテンツ視聴に限らず、「無料なりになんらかの対価を提供する必要がある」ことを意味する。
この例では、「15秒の視聴時間」を企業に提供することを約束する対価としてコンテンツを無料にしている。
ユーザは、なんらかの情報提供をする覚悟を決めて無料視聴をするのがたしなみというものだ、という考えをもつべきだ。
一方サービス側は、動画を強制視聴するよりも、もっと有効な情報提供・情報取得ツールを研究できるはず。
と ここから先を述べだすと長くなるのでやめるが、「無料」という少しえげつない表現をするのをやめて、「広告付」を意味するなにか格好のよい表現を考えたいところ。
それにしても情報を流通するプラットフォームの進化はいつでも興味が尽きないところだ。