一人の大人として、ビジネスマンとして生活をしながら、父親として活動する、できればいい父親でありたいものである。
しかしながら、子どももまた、自分の目の届く範囲以外にも社会があり、自分が持っていない能力も持っている。
だから世話をする、教える、躾ける、という態度では失格である。

一方で親は子どもの成長をすることを願っているものである。早く私を超えて欲しいと思う。
成長するとは、身体的なものもあるが、能力的なものもある。能力的な成長を一言で説明するとしたら「できなかったことができるようになること。出来ることが増えていくこと」となろうかと思う。

子どもがやりたいのにできないことがあったとする。子どもは、できないいい訳を考える、できる他人を羨む。表面的にはこのような行動になりがちである。しかしその後、どうすればできるようになるか、マネしたり調べたり、心の中で試行錯誤し、徐々に行動していく。だれだって何かをできるようになりたいものだ。

この「徐々に行動」が、大人から見るとまどろっこしかったり気付かなかったりする。

よい父親は「徐々に行動」を見守り、応援し、支える人である。

と、何度も失敗した結果、ようやく気付いた次第である。